医薬部外品として、完成品に対して認められている効能です。
まず、3種類の情報を混ぜない
成分解説を読むときに最も大切なのは、情報の意味を区別することです。
保湿、乳化、増粘、pH調整など、成分が処方内で担う役割です。
別の濃度・処方・試験条件で行われた研究で、本品の完成品効果を直接示すものではありません。
本品で有効成分として表示されているのはグリチルリチン酸ジカリウムです。植物エキスなどその他の成分は、処方を支える成分として説明しています。
全29成分の役割と研究情報
カテゴリーを選ぶと、該当する成分だけを表示できます。
グリチルリチン酸ジカリウム
処方上の役割:本品で有効成分として表示されている成分。肌荒れを防ぐ薬用化粧品などに広く用いられます。
研究・確認情報:本品の承認効能は、成分単独ではなく製品全体に対して認められたものです。
情報の位置づけ:承認情報
確認資料を開く ↗カルボキシビニルポリマー
処方上の役割:水分の多い処方をゲル状にし、分離しにくく塗りやすいクリームの質感に整えます。
研究・確認情報:一般にカルボマー系増粘剤として、粘度調整やゲル形成に用いられます。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗濃グリセリン
処方上の役割:水分を抱え込み、角層のうるおいを保つための代表的な保湿成分です。
研究・確認情報:グリセリン配合の別処方を用いた無作為化比較試験で、角層水分量や皮膚バリアに関する評価が報告されています。配合濃度や処方は本品と異なります。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗ステアリン酸
処方上の役割:クリームのコクや硬さを整え、油分と水分を安定して混ぜる処方を支えます。
研究・確認情報:脂肪酸として油性基剤、乳化補助、粘度調整に使われます。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗モノステアリン酸プロピレングリコール
処方上の役割:油分と水分が均一に混ざった状態を保つための乳化補助成分です。
研究・確認情報:乳化・処方安定化を目的として用いられる成分です。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗ベヘニルアルコール
処方上の役割:なめらかな感触と適度なコクを与え、クリームの安定性を支えます。乾燥感を生みやすいエタノールとは別の「高級脂肪族アルコール」です。
研究・確認情報:欧州委員会CosIngでは、エモリエント、乳化安定、粘度調整などの機能が示されています。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン
処方上の役割:油分と水分を均一に混ぜ、クリームの状態を安定させます。
研究・確認情報:一般にポリソルベート60に相当する乳化成分です。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗モノステアリン酸ソルビタン
処方上の役割:油分と水分をなじませ、のびのよいクリームに整える乳化成分です。
研究・確認情報:一般にソルビタンステアレートに相当する乳化成分です。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
処方上の役割:軽い感触の油性成分で、肌をやわらかく保ち、クリームの伸びを整えます。
研究・確認情報:カプリル酸・カプリン酸由来のグリセリドで、化粧品ではエモリエントとして用いられます。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗サラシミツロウ
処方上の役割:クリームに適度な硬さと膜感を与え、肌表面を包むような使用感を作ります。
研究・確認情報:精製したミツロウで、油性基剤、粘度調整、皮膜形成に用いられます。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗ヒマシ油
処方上の役割:油性のうるおいを補い、肌をしなやかに保つ感触を作ります。
研究・確認情報:植物油由来のエモリエントとして広く用いられます。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗シコンエキス
処方上の役割:紫草(シコン)由来の整肌成分です。
研究・確認情報:シコン由来原料やシコニンについて、皮膚の保湿、外的ストレス、創傷関連などを扱う基礎・臨床前研究があります。ただし、本品の個別効果を示すものではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗イチョウエキス
処方上の役割:イチョウ葉由来の整肌成分です。
研究・確認情報:ポリフェノール類を含む原料として、抗酸化や光ストレスに関する化粧品原料研究があります。本品で同じ結果を保証するものではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗ウイキョウエキス
処方上の役割:ウイキョウ(フェンネル)由来の整肌成分です。
研究・確認情報:4%フェンネル抽出物を配合した別処方の小規模ヒト試験で、皮膚水分量や経皮水分蒸散量などが評価されています。処方・濃度が異なるため、本品の効能を示すものではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗ヨモギエキス
処方上の役割:ヨモギ由来の整肌成分です。
研究・確認情報:ヒト角化細胞を用いた研究で、角層バリア関連タンパク質の発現などが調べられています。完成品での個別作用を示すものではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗レイシエキス
処方上の役割:霊芝(レイシ)由来の整肌成分です。
研究・確認情報:多糖類やトリテルペン類などを含む原料として、抗酸化や皮膚関連の基礎研究があります。本品の効果を示す試験ではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗ニンジンエキス
処方上の役割:オタネニンジン由来の整肌成分です。
研究・確認情報:ジンセノサイドを含む原料として、UVストレスや真皮マトリックスに関する細胞・動物研究があります。配合量と完成品での作用は公開されていません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗アロエエキス(2)
処方上の役割:アロエ由来の整肌・保湿成分です。
研究・確認情報:アロエ抽出物を配合した化粧品のヒト塗布試験で、皮膚水分量が調べられています。原料規格や濃度が異なるため、本品へ直接当てはめることはできません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗エイジツエキス
処方上の役割:ノイバラ果実由来の整肌成分です。
研究・確認情報:Rosa multiflora果実エキスについて、角化細胞のE-カドヘリン発現や色素形成機構を扱う細胞研究があります。本品の効能や美白効果を示すものではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗クララエキス(1)
処方上の役割:クララ根由来の整肌成分です。
研究・確認情報:フラボノイド類やチロシナーゼに関する基礎・小規模な化粧品研究がありますが、本品に美白効能が認められていることを意味しません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗クワエキス
処方上の役割:クワ由来の整肌成分です。
研究・確認情報:白桑果実の粗抽出物について、培養細胞とゼブラフィッシュ胚でチロシナーゼ活性・メラニン生成を評価した基礎研究があります。本品が肌を白くするという意味ではありません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗シャクヤクエキス
処方上の役割:シャクヤク根由来の整肌成分です。
研究・確認情報:ペオニフロリン等とメラニン生成に関する再構築皮膚モデル研究があります。本品の承認効能ではなく、原料一般の研究情報です。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗トウキエキス(1)
処方上の役割:トウキ根由来の整肌成分です。
研究・確認情報:UVBストレスやコラーゲン関連指標を扱った細胞・動物研究があります。本品の配合量・完成品での個別作用は公開されていません。
情報の位置づけ:原料研究
確認資料を開く ↗水酸化カリウム
処方上の役割:処方のpHを整え、カルボキシビニルポリマーをゲル化させて、安定した質感を作るために用いられます。
研究・確認情報:中和・pH調整を目的とする成分です。完成品中では処方全体として調整されています。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗フェノキシエタノール
処方上の役割:微生物による品質劣化を防ぎ、開封後も製品を衛生的に保つための防腐成分です。
研究・確認情報:安全性は成分名だけではなく、配合量、製品全体、使用方法を含めて評価されます。本品の配合量は公開されていません。
情報の位置づけ:品質保持
確認資料を開く ↗メチルパラベン
処方上の役割:製品内での微生物の増殖を抑え、品質を安定させる防腐成分です。
研究・確認情報:パラベンは防腐目的で用いられます。配合の有無だけで安全性を判断せず、承認された処方と使用条件で考える必要があります。
情報の位置づけ:品質保持
確認資料を開く ↗プロピルパラベン
処方上の役割:メチルパラベンなどと組み合わせ、幅広い微生物に対する品質保持を補います。
研究・確認情報:本品中の配合量は公開されていません。肌に合わない場合は使用を中止してください。
情報の位置づけ:品質保持
確認資料を開く ↗SK-1
処方上の役割:複数の公開流通商品ページに記載されている、メーカー独自の表示名です。
研究・確認情報:公開資料だけでは化学組成、規格、配合量を確認できません。現行商品の表示とメーカー資料で確認できた内容だけを掲載し、成分単独の効果は断定しません。
情報の位置づけ:公開情報限定
確認資料を開く ↗精製水
処方上の役割:水溶性成分を溶かし、クリームのベースとなる水です。
研究・確認情報:化粧品・医薬部外品で広く用いられる精製された水です。
情報の位置づけ:製剤上の役割
確認資料を開く ↗成分研究を、販売表現へ飛躍させない
原料レベルの研究は、配合濃度、抽出方法、試験条件、完成処方が異なります。
研究がある=本品で同じ結果、ではない
シコン、ヨモギ、アロエ、グリセリンなどについて皮膚関連の研究が存在しても、それだけで摩訶ゴールドクリームの完成品が同じ結果を生むとは言えません。
役割を知ることには価値がある
保湿成分、乳化成分、増粘成分、品質保持成分がどのようにクリームの使用感や安定性を支えているかを知ると、処方全体を理解しやすくなります。
成分についてのよくある質問
パラベンが入っているのは問題ですか?
ベヘニルアルコールは乾燥させるアルコールですか?
SK-1とは何ですか?
成分の並び順は配合量順ですか?
成分を理解したうえで、安心して選ぶ。
商品ページでは、価格、認定販売店情報、使い方、認められた効能をまとめています。
